2019年02月19日

地球温暖化で海も温暖化され波の強さが毎年少しずつ増している

地球温暖化で海も温暖化され波の強さが毎年少しずつ増している
波

世界的に危惧されている地球温暖化について、当然のように地球の大部分を占める海にも影響があるようで、海の表面、海洋の上層部も温暖化されており、波の強さが毎年少しずつ0.4%程度大きくなっているのだそうで、波による沿岸部の浸食や洪水のリスクが増しているとアメリカの大学の研究者が警告しています。

波の強さは海の温度と風の強さと密接に関係し、地球温暖化による影響を受けて、波の強さが毎年に0.4%ずつ世界的に増しているということですが、常時波が打ち寄せる沿岸部ではより大きな力を受けることで浸食や洪水になる可能性が増大し、自然災害などの被害の危険性も増していると言えましょう。

おまけに、海面も毎年2.5~3.8センチメートルも上昇していると考えられており、海面が上昇しているのにプラスして波もより強く鳴り続けているというのは、一見長いようですが100年後に海面が2.5~3.8メートル、波の強さが40%も増えていると言うことなので、かなりまずいことなのかもしれません。

沿岸部が波で削られて失われたり、海面の上昇で海の下となることで、大きな被害のでる島国や湾岸部の地域では対策が叫ばれていますが、世界中で経済活動を抑え込む選択がなかなか難しく、地球温暖化の対策が十分に実行できていないのも実情です。

100年後に海面が3メートル前後上昇しているということは、今沈み掛かっている島国は、かなりの確率で海の下へ沈んで人間が住めない地域がかなり増えてしまうことが心配です。



Posted by rantqyu at 09:31 │地球温暖化